化粧水って普段何を使っていますか?
1本500円位?もしくは2000円位?それよりももっと高い?
女性にとって化粧水は100%と言っても良いくらいの無くてはならない必須品ですよね。
今や男性でも化粧水って普通に使っていると思います。
化粧水の値段や効果もピンキリだと思いますが、
・もっと全身に使いたいけど節約クセが・・・
という方には「手作り化粧水」が安く大量に作れてしかも身体に優しくて安全なのでお勧めです!
手作り化粧水のメリットは安く作れて身体に優しい事。
逆にデメリットは防腐剤を入れませんので冷蔵庫保管(100ml作って2週間ほどを目安)がデメリットになります。
↓↓↓ということで早速実践してみました。↓↓↓
目次
手作りで作る化粧水の作り方【精製水+グリセリン】基本
化粧水のベースとなる材料は、
・グリセリン・・・5ml(小さじ1)
・スプレーボトル
精製水 90ml:エタノール 5ml:グリセリン 5ml
精製水 85ml:エタノール 10ml:グリセリン 5ml:精油:4滴まで
が手作り化粧水の基本の材料になります。
水100mlに対してグリセリン小さじ1程(5ml)を入れて混ぜます!それだけ♪
容器はスプレータイプが使い勝手が良いです。
たったこれだけで、化粧水としてそのまま使えます。
容器は使いまわすなら煮沸消毒できるガラス製が良いですが、今は100均にプラスチック製ですが沢山可愛いのがありますので問題無く使えます。
容器の色は、遮光性をカットする茶か青などが良いと思います。
透明の方が異常が出た場合、色が見えるので分かりやすいですが、日光を避けるためにも遮光性がある色付きが良いと思います。
といっても乳白色や透明でも通常室内で使って冷蔵庫保存するのでよほど大丈夫でしょうけど・・。念の為。
化粧水を作った時に化粧水容器に消費期限(使用期限)を書いて付けておくと良いと思います。
手作り化粧水の消費期限(使用期限)って?
手作りで作った化粧水の使用期限は防腐剤を入れていないので、
【2週間までに使い切る】様にしましょう。そして、
【冷蔵保管が必須】です。
常温保管は止めましょう。
使おうとしたらカビが生えていたり、つけたら肌荒れしてしまった・・・。なんてことになったら無添加で作る意味ないですからね^^
使用期限前でも「あれ?なんかおかしい?」と感じたら、コストも安いので処分して新たに作りましょう。
一般化粧水はなぜ日持ちするの?
一般化粧品は、裏面のラベルとみて頂くと分かりますが、防腐剤の為に無水エタノールとか消毒用エタノールというアルコールや、パラベンなどが入っています。
エタノール入りの化粧水を普段使いしていると乾燥肌や敏感肌になってしまう可能性があると言われているようです。
もちろん個人差がありますので何とも言えませんが、せっかくの手作りなので余分なものは一切無しで行きたいですね。
そしてアルコールは早く蒸発しやすくて、それを「肌の浸透性が良い」と勘違いするので売れるらしい・・・とかって情報がありましが・・ほんと???
私は消費者側なので化粧水の事は詳しくは分かりませんが、エタノール・・・とりあえず、余り入れない方が良さそうです。
ただ、アロマオイルを化粧水に入れる時はエタノールで溶かさないと上手く溶けませんので、必要になります。
エタノールの入れる量は10mlと少量なので、肌への害も私は感じませんので大丈夫だと思います。
手作り化粧水って危険なの?防腐剤入れた方が良い?
ネットで調べていると今度は逆に、
手作り化粧水は一部の方は危険
とか言われています。それは、細菌などの雑菌が入ってしまうと危険ということのようです。
なので、
・使用期限は2週間以内で使い切る
この2点を守ればまず大丈夫だと思います!
要は化粧水の中に菌が入らないようにすれば良いということですね。
一方防腐剤が入っている化粧水は常温で放置しても大丈夫ですから・・・。
危険なのは実際どちらなのでしょうか・・・?
化粧水ひとつとっても知らない事って沢山ありますね。
無水エタノールを入れる場合
無水エタノールを入れる場合、5ml~10mlになる訳ですが、多少殺菌効果はありますので日持ちがよくなっていると思いますが、菌の検査をしたわけではないので、同じく2週間付近をめどに使い切った方が良いです。
確かに少量エタノールを入れるだけでも使用感はスッとしますので、夏場は気持ちいいです。
ちなみに水道水でも普通に化粧水が出来ます。
水道水は塩素が入っているので元から殺菌効果があるようですが、化粧水に水道水を使うのは肌トラブルを避けるためにも止めた方が良いと思います。
安いので精製水を使いましょう。
精製水は水の成分以外の不純物が取り除かれているので、安全の高い水ですが、逆に雑菌が繁殖しやすく使用期限は短めです。
作った化粧水はどこに使える?
手作り化粧水は全身に使えますので頭皮にも使っても頭皮の乾燥を防ぐことが出来て良いです。
気兼ね無く使いたい放題です。嬉しいですね♪
ということで早速お風呂上りに全身に使って見ると、精製水とグリセリンだけなので、スプレーした時は普通に水をスプレーしている感覚です。
冷蔵庫で冷やしているのでひんやりして気持ちいいです。
顔だけで無く、首や腕、足にもバシャバシャ使えます。
手で馴染ませるとすぐに水分はなくなりますが、グリセリンの保湿効果で化粧水をつけた感覚は残っています。
「いや、結構良いんじゃない?コレ♪」
手作りだし・・・と思って軽く見ていましたが、意外につけごごちも良くてさっぱりしっとりします。
グリセリンだけなのに!
100mlは意外に早く消費出来る量
お風呂上りや洗顔などで手作り化粧水を気兼ねなく使っていくと、以外にも減る量が早いので、2週間またずに使い切ってしまいます。
家族で使った場合は数日で使い切ると思いますよ。
手作り化粧水はアトピーの方も使える!?
夫は昔は軽度のアトピーだったようで、今は膝の裏や首、頭皮などがたまに痒くなり、ステロイド系の軟膏を塗って治しています。
ただ、ステロイドは頻発して使っているとあまり効かなくなってくるようです。
今回作った手作り化粧水を使ってもらったところ、
と言って気に入ってくれました。
風呂上がりに頭皮にもスプレーしておくと痒みが抑えられたとの事です。
アトピーの方はグリセリンのみで試してみて、尿素入りの方で試しても良いと思います。
尿素は最初は薄めから始めて、パッチテストをしてからにしてください。
人によって尿素が合わない方もいる様です。
グリセリンの量は使用感に応じて変更する
最初グリセリンは100mlに対して5ml(小さじ1)位からスタートしましょう。
化粧水をつけてみて保湿感が足りないようでしたらグリセリンの量を10mlとかまで増やしても良いと思います。
ただ、グリセリンの量が多いとべたべたしたり、
痒みが出たりする可能性があるので、冬とかの潤いが欲しい時に少しずつ増やすと良いと思います。
私の家族で試した結果は100mlの水で5mlのグリセリンでスタートしていますが、今のところ、さっぱりしていて保湿効果もあるので満足しています。
グリセリンの効果
そもそもグリセリンの効果は、
・美肌になる効果
・強い保湿性
・狭心症(これはニトロ的なアレですね。)
・尿の分泌
・便秘の解消
などの効果があります。
アルコールの一種で保湿性が高いので化粧水や軟膏などに使用されています。
グリセリンは石油由来のものと植物性由来のものがあります。
せっかくの手作りなので100%植物性のグリセリンを選びましょう。
といってもコストは高くないです。
グリセリンは皮膚のただれのヒドイ人などの皮膚疾患がひどい状態では悪化する場合があるようなので使用しないようにしてください。
化粧水は殆どグリセリンが入っていると思いますけど・・。
ほとんどの方は大丈夫だと思いますが、心配な方は腕の内側などの部分で少量だけ付けて24時間か、48時間待ってパッチテストをしてください。
赤みや刺激、痒みなどの問題が無ければ大丈夫です。
応用編:尿素をプラスしてみる
先ほど作った手作り化粧水に「尿素」をプラスすると肌がより柔らかくなります。
分量は、
・グリセリン・・・15ml(大さじ1)
・尿素・・・・・・25g
です。
これを原液とします。
これ、そのまま使っちゃだめですからね。多分肌荒れします。
原液を5倍以上に精製水で薄めて使用する
先ほどの原液を更に精製水で希釈して使用します。
顔に塗るなら10倍、手足なら5倍位で試してみましょう。
尿素の原液は半年持つ様です
尿素のパッケージの横に化粧水の作り方が書いてあります。
この原液、半年保管できる様です。
もし、異臭やカビ、濁り、沈殿、アンモニア臭がした場合は使用しないようにしましょう。
尿素の効果
尿素の効果は乾燥肌を潤う役目と膝やかかとなどの硬い角質を柔らかくしてくれる効能・効果があります。
保湿機能とたんぱく質を分解する機能があるので肌を柔らかくする作用があるということです。ピーリング効果です。
顔が乾燥する乾燥肌の場合は役に立つと思いますが、使いすぎは良く無いとも言われています。
膝やかかとが冬でガサガサで・・・
という冬の場合は尿素入り化粧水ににして使用し、夏などはグリセリンだけでも良いと思います。
尿素入り化粧水はアトピーにも良いようです
尿素入り化粧水はアトピーにも良いと言われていましたが、個人差があるようなのと、最近だと尿素が悪いと書いてあるサイトもあります。
尿素は肌の状態がかさかさになっている状態に効果がありますので、少量から試して下さい。
また、正常な肌にはあまり必要が無いと思います。
応用編2:精油(アロマオイル)を化粧水に入れるレシピ
手作り化粧水にアロマオイル(エッセンシャルオイル)を入れるレシピもありました。
精製水 85ml:エタノール 10ml:グリセリン 5ml:精油:4滴まで
など、沢山あります。
また、アロマオイルはエタノールで溶かさないとうまく溶けないのと、保存性の問題から、エタノールを入れないといけません。
最初にエタノールをいれ、次に製油を4滴まで垂らし、シャッフルしてよく混ぜます。
乳白色になって溶けたら、精製水を入れます。
更にシャッフルすれば出来上がりです!
アロマオイルは植物から抽出した天然のオーガニック揮発性オイルの事で、現在300種類ほどあるようです。
精油はリラックス、殺菌効果などの肌の改善効果が期待できる物があります。
化粧水にアロマオイルを混ぜると、とってもいい香り♪
是非試してみて下さい。
私も最近精油を使い始めましたが、アマゾンでお試し価格の精油を発見したのでこの精油を使っています。
アロマオイル6本お試し価格で1000円。
⇒NAGOMI AROMA エッセンシャルオイル お試しセット6本
私は一目見て飛びついて買ってしまいました。
香りも良いと思いますので今はこれを使っています。
応用編3:精製水の代わりにローズウォーターを使ってみる
精製水の代わりにローズウォーターを使う方もいました。
ローズウォーターはバラの蒸留したものでバラの成分が溶け込んだ物です。
ちょっとお高いです。っていうかちょっとした高級品です。
アトピーにも良いようですが・・・。
「こだわりたいっ」という方は使ってみるのも良いと思います。
フローラルウォーターという物です。他にもバラだけでなく色々な種類があります。
おさらい1:ガラス製容器の場合は煮沸消毒
煮沸所毒は文字通り熱湯で殺菌する方法です。
まずは最初に容器を中性洗剤でしっかり洗いましょう。
鍋にお湯を沸かし、沸騰したら容器をしっかりトング箸などで完全に沈めます。
5分も煮れば殺菌完了でしょう。
取り出して綺麗な布やキッチンペーパーなどに逆さにおいて完全に乾燥させます。
後は容器の中に触れないように化粧水を作って入れて冷蔵庫で保管しましょう。
おさらい2:プラスチック製容器の場合は塩素系の漂白剤で除菌
プラスチック製の容器は煮沸消毒は出来ません。
なので塩素系の漂白剤で除菌するのがオススメです。
まずは中性洗剤で洗浄を行います。
次に漂白剤(キッチンハイター)を少し入れて水を満たんにし、スプレーをシュッシュします。
水を満タンにしてフタをして20分~30分放置。
水で綺麗に流したら容器をさかさまにして完全に乾かします。
最後のすすぎを精製水にすると残留塩素も除去できると思いますがそこまで気にしなくてよいと思います。
また、プラスチック製ボトルの消毒はエタノールで消毒しても良いと思います。
除菌できれば良いです。
100均で売っているので劣化したら変えてしまう方が楽かもです。
最後に。
私も、高めの化粧水や美容液も使ったことがありますが、節約して使ったりしてあまり意味が無かったり・・・。
これだけのローコストで使用感が良く、使いたい放題なので非常に良いと思いますす。
家族全員だったら節約になりますしね♪
徐々になれてきて、こだわりたいという上級者になってくると、ヒアルロン酸、ビタミンC誘導体とかをいれたりしている方もいます。
是非お試ししてみて下さい♪
⇒今回使ったグリセリンP「ケンエー」 100mLはこちら